「日・仏・中」料理と酒の飲み比べ
中国山西省を旅した狩野先生が、麺食いの本場、山西の大通りを埋め尽くす麺の屋台と麺文化の描写を本に書かれた。香港あたりで中国料理を知ったつもりでいた私は、それを読み強烈なパンチ。(読んでいただきたいので今回の参加者にコピーしてお配りいたします。)先生食い気だけじゃない、食以外にも興味津々。「楊貴妃も王昭君もこのあたりの出身。山西は美人の産地。簡体字では麺は面となり、麺食いも、面食いも一緒になったが、幸い、僕はそのどちらも嫌いでない。」と文中で白状されている。今回の食べ食べ会は、先生の発案により、日・仏・中の酒を飲み比べながらそれぞれの料理を味わう、官能的な会になります。中国銘酒は「フェンジュ」、山西省の高梁酒の兄貴分で(漢詩によく出てくる)63度。紹興酒はもちろんです。日本酒は、会員五十嵐さんが蔵元で、飯能の名醸、天覧山より「吟醸喜八郎」、本醸造生酒「三十二号」。(日・中の酒は先生のご提供)フランスからは、シャンパンの名門「ドヴノージュ」。ボルドー「バロン ドゥ リューズ」等を用意いたします。料理は夏の風物がずらり。「とこぶしの酒蒸し」、「かつお」、江戸前では通称マサと呼ばれるいなせな魚「ヒラマサ」、金色鮮やかな、小ぶりの鯵の「たたき」。自分で言うのもなんだけど、今まで作った私の料理の中でも逸品の「鱸のスープ・サフラン風味」。ベルギーからは、一寸苦みばしったアンディーブと、岩手から豪快に山盛りの「ムール貝のワイン蒸し」etc. 日・仏・中をうたって「中」料理が無いのは羊頭狗肉の感があります、という先生のお言葉に従って、「鱈場蟹」を使ってあっさり、端麗に仕上げるおこげ料理・・・。もちろん十八番の「本家風陳麻婆豆腐」。厳しい熱さを乗り切るには、そりゃ旨いもんを食べるに限る。
ビストロパラザ 酒井一之
★ と き 2003年7月26日(土)19時〜
★ ところ ビストロ・パラザ 03-3506-0877
★ 会 費 女性8,000円 男性9,000円(税込)
sakai@shoku-bunka.com