夏の暑い季節よりは,どちらかと言うと冬の方が好きで,私の身体にも合っている様だ。
冬のアラスカには一度行った事が有るが,−38度では話にならない。金物の手すりにつかまったら、手ががくっ付いてしまい、皮がはがれ血が出るかと思った。 はがすのに一苦労。
もっとも、仕事上で必要な冷蔵庫の最低温度は−65度。新入社員の頃同じ経験を冷蔵庫内でしたが、教訓が生きてなかったな。
シャンゼリゼの大晦日,賑やかで,0時になるとあちらこちらで、ボン・ナネ(おめでとう)と辺り構わず行き会った人と頬と頬を寄せ、アンブラッセ。
美人のパリジェンヌと抱き合い・・・・と思い(仕事場がシャンゼリゼだった事もありあ、わざわざ出かけた訳では有りません)・・、ところがこの日、記録的な寒波襲来。夕方9時には気温2度だったが、9時には−2度。0時には−8度で道路はカチンカチン。2度ほど滑って転んで、肘を打ち、コンコルド広場に停めた車に漸く戻ったが扉が凍って開きはしない。凍ったドアに小便でもかけようかと思ったくらい。そのうち周りの車がクラクッションを辺り構わず鳴らし新年の到来を告げる。
痛む肘を抱えながら、苦労し、なんとかドアを開けた。車内に倒れ込んで迎えた新年。おもいだすなぁ〜。 思い出す昔って、なぜかセピア色。
最近仕事で良く行く冬の弘前。、私は刺すような寒さがたまらなく好き。
雪に埋もれた岩木山、雪の津軽、葉も残ってないリンゴの木の間を舞う地吹雪。津軽の人の岩木山に対する憧憬がよくわかる。
先日ほろ酔い加減で歩いた弘前百石町。土地の人の靴には滑り止め。東京モンは津軽でモテルと言われ気取った訳ではないが革靴で歩く私はつるん・つるんで転んでは歩きの千鳥足。今度は長靴持参で行こうかな。モテルって、けっこう痛いよ。
毎年、春と秋に 深山に分け入り、渓流歩きをする。尾瀬の奥のそのまた奥。檜枝岐、キリンテ。いまは4メートルほどの雪が積もっているという。
あの壊れそうなふるい藁葺きの出作り小屋が案外頑丈で、何トンもの雪の重圧に耐え、崩壊しない奇跡。
昔貧乏だったこの村の若い衆は山に向かって開墾を勧めたそうな。里に下るは大変。家に帰れば姑も家族もおって、おちおち夜の営みも出来ない。若夫婦はこの山奥に作った出作り小屋で・・・・。囲炉裡を囲むと結構甘酸っぱい香りがすると思うのは思いすぎ?
そんな曰く、物語が有る檜枝岐には雪の有る間は入れない。
冬の北海道には憧れているが、まだ行った事が無い。
そろそろ昔の様に旅から旅の生活に浸ってみたい、との思いが強くなってきた今年の正月。